トップページを開くと板金加工・溶接加工製品と共に爽やかなグリーンの画像が目に入ります。一般的に製造業のホームページ制作時は、製品写真を中心に黒や紺色、グレーベースで少し堅めの雰囲気にて作られることが多いですが、こちらの有限会社町谷ステンレス工業所様のwebサイトでは敢えてメインビジュアル1枚目に新緑等 オーガニックな画像を掲載。
jQueryの2枚目・3枚目は溶接作業を行っている様子と、実際にこちらの会社様で作られたステンレス・SUS製の製品写真にて構成しています。メインビジュアル中央には「板金・溶接加工技術で価値あるモノづくりを目指します」といった印象的なキャッチコピーが提示されています。
今回はホームページ制作実績/サイト解説として、埼玉県蓮田市の有限会社町谷ステンレス工業所様をご紹介します。

ホームページ制作実績:埼玉県蓮田の板金加工専門 有限会社町谷ステンレス工業所様
トップページ制作時のPOINT解説
こちらの町谷ステンレス工業所様のサイトは2012年3月に新規ホームページ制作を行っており、それから13年以上が経過していることもあり サイトデザイン面やページ横幅/レイアウト等を大幅に作り直しています。10年前の制作当時はお洒落でカッコイイサイトに仕上がった!と大満足のサイトでも、時間の経過と共に 流行りのデザイン・見せ方等が変わり、やはり古く感じてしまいます。
そのため、定期的なホームページリニューアルを行うことが有効ですが、リニューアルスパンの早い会社様の場合 3年~5年でリニューアルを行っています。弊社では初期制作から5~8年が経過している場合、サイトリニューアルをお勧めしています。

今回サイト解説をする町谷ステンレス工業所様のメイン画像は3枚のjQueryから成り、”緑を基調にした爽やかさ”と”高い品質の板金/溶接製品写真でプロフェッショナル感”をうまく表現できるよう注力。
メインメニューをはさんで、次に配置されるコンテンツでは「こんなことで、お困りではないでしょうか?」といった大きなメッセージと共に、製造業でよくあるニーズ・トラブル例を提示しています。
これらについて、町谷ステンレス工業所様ではスピーディーに解決をすることができ、曲げ加工等をはじめとした各種板金、筐体物やパイプなどの板金製品の加工、アルゴン溶接/スポット溶接などの幅広い加工技術に対応されています。
こちらでは「板金加工の駆け込み寺」といった記憶に残りやすいキャッチーな文言を掲載。ただ「〇〇加工に対応しています」といった打ち出し方ではなく、印象に残る一言のキャッチコピーがあった方が記憶に残るので効果的です。

トップページ中段コンテンツでは「メッセージ」項目を設けています。text文へ自然に検索対策/SEOキーワードが含まれるよう、考慮し制作。サイト訪問者がページ上部から中段、下段へとスクロールで閲覧していった際に飽きのこないよう、メリハリを出すためにjQueryにより複数枚の製品が自動で流れるモーションを加えています。
ページ中段でこのような変化があることで、ユーザーに対して凝った印象を与えらえるメリットがあります。こちらのスライド画像は全て町谷ステンレス工業所様にて製作された実際の加工製品です。

その次の項目では製造業サイトで閲覧率の高い「設備紹介ページ」と「製品紹介ページ」へのリンクコンテンツを設置。こちらはカッコイイ、スタイリッシュ系の見せ方を行っています。
設備の画像も 溶接を行っている画像も彩度/明度を調整し、濃い目立つ色合いへ加工してビジュアルを良くしています。
下層ページ制作時のPOINT解説
トップページの次に最も閲覧率の高い「製品紹介ページ」に関して、HPリニューアル前の従来は1ページ内に全ての製品写真が掲載されていましたが、13年にわたる定期的な更新追加・運用によって、多くの実績が載り、ページがカナリ縦長状態になっていました。
モバイル端末でアクセスした際、ページ表示に長く時間を要する可能性があるため、今回のリニューアル時には「ステンレス系の実績」「SUSの製作実績」「その他 実績紹介」といった形式で、3ページに分け、ページ毎の表示時のアクセス負荷を軽減しています。
モバイル端末でアクセスした際、ページ表示に長く時間を要する可能性があるため、今回のリニューアル時には「ステンレス系の実績」「SUSの製作実績」「その他 実績紹介」といった形式で、3ページに分け、ページ毎の表示時のアクセス負荷を軽減しています。


ステンレスページのメインビジュアルは代表的な実績を2枚配置しています。そして、メインコンテンツ郡の前に冒頭メッセージコンテンツを置き、ビジュアル良く制作を行いました。こちらも いきなり製品紹介が並ぶよりも閲覧者へ凝った印象を与え、ページ内容に対する期待を高めます。
また下にスライド式で複数枚のギャラリー画像が右から左へと流れるモーションをこちらでも設置しています。
製品紹介ページのリニューアル時はできるだけ製品写真の掲載サイズが大きくなることを重視しました。文章であれこれと語るよりも 実際に製作を行った製品写真を大きなサイズで複数枚、見てもらった方が”どういった技術に対応しているか?”や”クオリティ面”などが伝わると考えます。

初期制作から約10年ぶりにホームページリニューアルを実施し、1年半ほどが経過をしましたが、従来からある新規問合せ率を落とすことなく、むしろ成果率は上がっています。
実は弊社へ新規ご相談をいただく会社の中には「ホームページをリニューアルしたら、毎月あった問い合わせや依頼が減少してしまった…」という相談も少なくありません。
これまで以上に反響を上げるために行ったはずのwebリニューアルが成果率を落とす原因となってしまったケースもあります。リニューアルによって以前よりも見た目自体は良くなったものの、「会社やサービスの強みが分かりにくいサイトになってしまった…」「前よりも使いにくいページになってしまった…」「以前より敷居が高い印象になった…」等のマイナス原因によってコンバージョンが落ちるパターンです。
そのため、弊社ではこのようなリスクをできるだけ避けられるよう、サイトリニューアル前に”現サイトの確認・分析”を行い、リニューアル後サイトにも引き継ぐべき 訴求力の高い見せ方やコンテンツ、キャッチコピー等を明確にした上でそれを引き継ぎつつ、新たなデザインへとリニューアル作業を進めます。
成果を上げている良い部分は残し、改善/バージョンアップすべき部分は一新することで リニューアル後も従来の成果率を維持できる又は より効果的に高めることができると考えます。
【今回の記事の執筆者】
カスタマーサポート部/チームリーダー webディレクター:渡邉 真帆

建設業/製造業を中心に300以上のホームページ制作の経験を積む。ディレクション時、クライアントから「事業の強み/差別化のPOINT」を引き出すことが得意。
日々IT・PCに関するリテラシー向上に努め、Webのことは勿論、お客様の多様なお困りごとを解決。エグゼクティブクリエイションの中でも特に顧客満足度の高いディレクター。
社内では癒し系なものの、クライアントとの打ち合わせ時のキリッと具合は別人のよう。
得意なこと:アクティブリスニングと笑顔 苦手なこと:料理と口喧嘩
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成果率の高いホームページ制作なら
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