株式会社ケーズブレインズ様はコーポレートサイトと空調専門サイトの2サイトの制作運営を弊社へお任せいただいております。今回は3つの目のサテライトホームページとして、アスベスト調査サイトの制作をご依頼いただきました。
令和4年の4月1日からの法改正によって、アスベスト調査結果の報告が義務化されました。これにより建物解体等に伴うアスベスト調査依頼が増加するといった背景があり、対応を強化すべく専門のホームページ制作を行うことになりました。「スピーディーな調査対応」「専門の有資格者が適切に対応」といった明確な強みをTOPページから前面に打ち出しています。
人物画像を中心に”サイト閲覧者に対する訴求力重視”で制作。
アスベスト調査専門 ホームページ制作：ケーズブレインズ様（東京国立市）
サテライトサイトは訴求力重視のTOPデザインが有効
会社サイトの場合、既存取引先企業へのアピールやブランティングを目的とするため、制作ホームページの閲覧者へどういった印象を与えたいか？をよく考える必要があります。ですが、サテライトサイトの場合は”あるニーズに対し、自社が対応するサービスをいかに魅力的に伝えるか？”が重要となります。そのため、デザイン良く/見た目良くというよりは明確なピーアールを意識します。
今回のケーズブレインズ様のアスベスト調査専門サイトでは「最短1日のスピード対応！」「有資格者が調査！」「万全なトータルサポート！」の3点をTOPページメインビジュアルから目立つように掲載。こちらはアスベスト調査を検討している企業の多くが重視する項目です。
さらにメインビジュアル下の項目でも”こういったお困り事はありませんか？”といったニーズを喚起させるような、呼びかけコンテンツを配置しています。
そして、最上部から3～4スクロール部分のTOPページ中段では、最速・安価に調査を行ってほしい方向けの最速調査プラン、使用量の多い2種類の検体を分析するスタンダード調査プラン、全建材の含有/不含有を確かめる精密調査プランのニーズ別3プランをシンプルに掲載。
ターゲットユーザーはネット検索経由でホームページへ訪れても、サービスプランで迷ったり、不明確な内容があると離脱してしまいます。
ターゲットユーザーはネット検索経由でホームページへ訪れても、サービスプランで迷ったり、不明確な内容があると離脱してしまいます。
こういった勿体ない離脱パターンを予防するには明確でシンプルなプラン設計、及び打ち出し方がとても大切です。アレもコレもとアピールをし過ぎて、結局何が一番の強みかが不明瞭なサイトはコンバージョンが低い傾向にあります。
下層ページでは、TOPで訴求させた内容をより詳しく
TOPページは会社・サービスの強み、そしてこれまでの実績やQ&A等を掲載しており、一見 TOPページのみである程度の内容が完結する仕様となっています。「すぐにアスベスト調査を行ってくれる会社を見つけたい！」という方はTOPページのみを閲覧してすぐに問い合わせしますが、「様々な会社やサービスを探し、比較検討してから問い合わせをしたい」といった方はTOPページに掲載された気になるコンテンツから下層ページへと遷移します。
このアクセスパータンに対応した詳細コンテンツを下層ページへ掲載しますが、サテライトホームページの場合、コーポレートサイトよりも訴求力を重視した掲載文章を検討します。サービスの特徴や他社サービスとの差別化ポイント等を詳しく読んでもらった上で、最終的に自社へと問い合わせ・見積り依頼を促すことができるようライティングしなければなりません。
ユーザーに役立つ読み物コンテンツや知識提供型コンテンツもサイト全体の評価を上げるために必要ですが、やはり最終成果へと繋がるコンテンツへちゃんと誘導しなければサービスサイトとしての意味を成しません。
また、サテライトサイト/サービスサイトはアクセスした訪問者が「この会社なら信用できそうだ」と思ってもらえるようなコンテンツの掲載もPOINTです。
今回制作を行ったアスベスト調査の専門サイトでは”有資格者が調査を行う”といった強みを明確にできるよう、当社の強みページの下部へ特定建築物石綿含有建材調査者と一般建築物石綿含有建材調査者として、5名のスタッフの証明書・顔写真を載せています。
このような信頼度を上げる具体的なコンテンツは、初めてサイトへ訪れるユーザーに対し非常に効果的です。「当社では5名の有資格者が在籍しています」といった文言だけと、上記のように具体的な終了証明書と顔写真の掲載とでは全く信憑性が異なります。信頼度向上やアピールへ繋がる内容は、できるだけ具体的な掲載の方が効果的であるのは間違いありません。
【今回の記事の執筆者】
カスタマーサポート部/チームリーダー webディレクター：渡邉 真帆
建設業/製造業を中心に300以上のホームページ制作の経験を積む。ディレクション時、クライアントから「事業の強み/差別化のPOINT」を引き出すことが得意。
日々IT・PCに関するリテラシー向上に努め、Webのことは勿論、お客様の多様なお困りごとを解決。エグゼクティブクリエイションの中でも特に顧客満足度の高いディレクター。
社内では癒し系なものの、クライアントとの打ち合わせ時のキリッと具合は別人のよう。
得意なこと：アクティブリスニングと笑顔 苦手なこと：料理と口喧嘩
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