弊社ではこれまでに多様な業種の新規web制作を行ってまいりました。その中でも最近ご依頼が増えている造園業界・植木店・伐採工事業様のホームページ制作運用時のポイントを掲載いたします。
「庭・植木の仕上がり、技術力の高さ」をアピールすると共に、「樹木の剪定を行う職人さんの顔が見えるホームページ」となるよう制作することが重要で、サイト公開後はBlog/コラムページを設け、定期的に庭木剪定や緑地管理、植栽等に関する実績をアップしていくのをお勧めします。
実際の弊社クライアントホームページの制作運営例を元に解説いたします。
造園業界・植木店のホームページ制作運営時におさえるべきポイント
ユーザーは技術力/仕上がりを重視する
ターゲットユーザーが大切な庭木の剪定・手入れを依頼する業者を選定する時、費用面は勿論「依頼した際、納得のいく状態になるだろうか？」といった点を重視します。そのため、自社の造園工事・伐採工事の技術力の高さを制作ホームページへと掲載する必要があります。
技術力の高さを証明できるよう”長年、造園工事を行っている熟練の職人さんが在籍！”といった内容や、”これまでに800を越える剪定実績！”といった具体的なコンテンツを設けましょう。
弊社にて新規ホームページ制作・運営を行っている、なかや植木様のサイト内でも3つの特長のPOINT1で”高い技術力”を謳っています。
「剪定作業の際、現在機械で行う業者が多い中、なかや植木では手作業で行っています」「手作業で行うので細かな所まで目が行き届くため、仕上がりに差が出ます」「手入れをした後や木が伸びた後の仕上がりも違います」といった形で、仕上がりの良さを具体的にアピールしています。
他にもPOINT3として”妥協はしない”ことによる仕上がりの綺麗さ、そしてお客様のお喜びの声を重視しているといった面も掲載。また、文面だけでなく、TOPページメインビジュアルや下層コンテンツ内へ実際のなかや植木様での剪定写真も載せています。
剪定を行う職人さんが見えるようにする
ユーザーは「自宅へ訪れる職人さんはどのような人だろう…」「どんな人が剪定してくれるのかな？」といった少し不安のような感情を持ちます。制作ホームページを閲覧してもらうことで、こちらを払拭できるのがベストです。
なかや植木様のホームページ上では、TOPメイン画像下「メッセージ」内へ笑顔のご代表の写真を掲載したり、造園工事を行っている様子の人物写真等を載せ、安心してもらえるよう工夫しています。
そして特長2では「マナーの徹底」として、対人コミュニケーションの基本である挨拶面や工事後の清掃面など、マナー面をPOINTとして挙げています。初対面でも挨拶・マナーがシッカリできていると間違いなく好印象です。
このようなユーザーがお問い合わせ・依頼前に安心できるようなコンテンツを載せることで、サイト経由のコンバージョン/成果率が上がります。
新たな造園・剪定実績を継続的にHPへ反映する
とても良いコンテンツがぎっしり詰まったホームページでも長く更新されておらず、実績写真が5年前、10年前のままの状態だと「現在稼働しているかな…」と少なからず、訪問者は心配します。
これはどのような業界/業種のホームページでもいえますが、継続的に新たな会社実績をアップデートすることは対外的な印象を良くするだけでなく、Google等検索エンジン・SEO対策上も非常に有効です。
特にBtoCの業種ではそのサービス・商品を使ったユーザーの生の声や実績写真等の掲載は、依頼前の安心感へと繋がります。そしてこのような生の声や実績は”新しく”、”多ければ多い方が良い”ため、制作webサイト内にBlog・コラム・ピックアップといった更新用コンテンツを設け、新たな内容を追加していくべきです。
造園業のホームページでは、マンションや公共施設の緑地管理の様子や庭木剪定のビフォーアフター、公園や道路などの草刈り、庭園への樹木・草花の植栽に関する最近の実績を積極的にアップデートしましょう。
なかや植木様のホームページは公開後、TOPページ下部へPick up枠を追加し、定期的に新たな情報掲載や実績等を紹介できるようになっています。先日も「造園職人の仕事についてのご紹介」として、4つの業務内容を載せています。
更新専用ページの内容は文章コンテンツだけでも、写真掲載だけでも偏りがあるため、”文面とその様子”といったセットで掲載するのがお勧めです。その上で「読みごたえがあること」と「分かりやすいこと」がおさえるべきPOINTといえます。
【今回の記事の執筆者】
カスタマーサポート部/チームリーダー webディレクター：渡邉 真帆
建設業/製造業を中心に300以上のホームページ制作の経験を積む。ディレクション時、クライアントから「事業の強み/差別化のPOINT」を引き出すことが得意。
日々IT・PCに関するリテラシー向上に努め、Webのことは勿論、お客様の多様なお困りごとを解決。エグゼクティブクリエイションの中でも特に顧客満足度の高いディレクター。
社内では癒し系なものの、クライアントとの打ち合わせ時のキリッと具合は別人のよう。
得意なこと：アクティブリスニングと笑顔 苦手なこと：料理と口喧嘩
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