ホームページ作成をHTMLで行うメリット｜ホームページ制作9800円～東京台東区のエグゼクティブクリエイション/反響重視のホームページ制作

現在ホームページを新たに作る場合、Wordpress等のCMSで行うケースが増えています。

CMSやホームページ作成ツール等はHTMLに関する知識があまりなくても、容易にBlogやコラムを更新することができたり、簡単な更新であればスマホ・タブレットでも可能といった利点がある反面、デザイン的な柔軟性が欠けていたり、セキュリティ面の問題もあります。

そのため、最近再び「制作デザインに凝りたい。こだわりたいのでhtmlで作ってもらうことはできますか？」といったご要望が増えています。しかし細かくHTMLのメリット/デメリットについて、ご存知でない方も多いのではないでしょうか。

今回はHTMLでホームページ作成を行った際の利点と欠点について、2020年9月最新版として詳しく解説したいと思います。

HTMLでホームページ作成をする利点と欠点

HTMLでのホームページ作成の利点

HTMLにてホームページの作成を行うメリットとして、大きいのが「ページの全体的レイアウトやデザイン面での可変性、自由度が非常に高い点」です。

ページ内の細部までデザインや見せ方にこだわり、制作をすることが可能でネット上で見かける多くのデザイン表現や動的表現等のほとんどが可能な点も大きな強みです。

Wordpress等のCMSの場合は予め決められたテンプレート範囲内で、レイアウトやメイン・サブのカラーリング等を変更できるのみなので、凝った作りや細かな修正は不可です。CMSは他にも、定期的にバージョンアップを行い最新の状態へしておかないと、プログラム上の欠陥/脆弱性をつかれて、管理画面へ侵入されページを改ざんされてしまうリスクもあります。

HTMLはこのようなセキュリティリスクが低いのも利点と言えます。

近年増えているHTMLを使用しなくてもホームページを作ることができるWebサービス/ツールの場合も、メインビジュアルやグローバルメニュー、全体的な色合い等、大きな枠組み部分は容易に変更可能ですが、リンクボタンへちょっとした飾りを付けたり、通常とは異なる特殊なレイアウトが組めないことが多いです。

またサイト制作費用面でも、基本的にHTMLでの作成の方が安価になります。

よく新規お問い合わせをいただいた際、「WPの方が安く作れるんじゃないの？」といったお話をいただきます。WPテンプレートをそのまま使用し、カスタマイズをすることなく使用する場合はHTMLよりも制作工数が軽減し安価になることがありますが、通常CMSでの制作の方が工数を要するため、実は高額になります。

HTMLホームページ作成の欠点

逆にHTMLのデメリットについても記載します。

すぐに挙がるのがHTMLタグやCSSといったweb制作時に必要な専門ノウハウ/技術が必要な点です。ITやプログラミングの学校へ通ったり、講座を受けたり、又は自身で多くのノウハウを学ぶ必要があります。

また現在、ホームページ作成を行う際、スマートフォンやタブレットに対応すべくレスポンシブデザインでの制作ニーズが急激に高まっています。CMSの場合、基本となるデザインテンプレート、プログラム自体が既にスマホ対応されている場合が多いため、モバイル対応は容易です。

しかしHTML・CSSによる作成の場合、PC版の見せ方と同時にモバイルでのレイアウトへ配慮しながらコーディングを行わなければなりません。PCで制作データを見ると全く問題ないものの、それをスマートフォンで見てみると大きく崩れてしまっているケースがあるので注意が必要です。PCでの見え方とスマホ・タブレットでの見え方も両立できるようにコーディングを行うため、制作工数は増えます。

他にもhtmlでの作成の場合、ちょっとした記述不備によってページ全体が崩れたり、カラーリングが思っていたものと全く違う色合いになってしまうリスクがあります。そのような場合「どの部分の記述がおかしいか？余分なタグは入っていないか？」などを細かくチェックして探すといった作業が発生しますが、こちらの作業は慣れていないと結構大変です。

ページ公開後に重要なSEO対策面もWordpressであれば、ある程度基本的な内容は最初からできていますが、htmlの場合は1つ1つを1から記述しなければなりません。そのため、SEO対策に関する専門知識が無いと、折角サイトを作り、公開をしてもなかなか検索結果の上位へ表示されないといった事があります。