新規でお問い合わせをいただいた際、よくあるご質問が「初期のホームページ制作料金」についてです。こちらは制作内容/制作ページ数や必要な機能、作業工数等によって大きく変わってまいりますが、今回の記事では初期web制作時の費用に関する一般的な相場を掲載いたします。
勿論、制作料金はホームページ制作会社によって定められている金額は異なりますが、「一つの目安・参考」として頭の片隅に入れていただくと今後役に立つかと思います。
ちなみに多くの制作会社が作成に関する料金を算出する際、注意している点は「作業工数」と「納期」の2点です。
一般的な初期ホームページ制作の料金目安【2017年版】
10ページ前後のベーシックな会社案内サイトの制作料金
こちらは当社へよくいただくご依頼内容で「一般的な会社紹介を行うコーポレートサイト」の制作です。制作内容に関しましては、以下のような項目が挙げられるます。
・TOPページデザインラフ案の制作：1デザイン
・ベースコーディング（サイトのプログラム化作業）
・下層9ページの制作
・専用メールフォーム/マッププログラムの設置
・初期サイト制作時の基本的SEO対策（内部施策）
・スマートフォン対応（レスポンシブデザイン）
・初回ディレクション訪問
・ディレクション/制作工程管理
・サイト制作に関する対応（TEL・メール等）
上記制作およびお打ち合わせ内容で、20万円～となります。
（デザインをフルオリジナルで作成した場合）
これ以外に「ページ数をもっと増やしたい」「jQueryなどを活用した動的プログラムを実装したい」「オリジナルイラストを追加したい」となると追加費用となり、見積り金額が変わってきます。
他にもデータ抽出/検索機能などデータベースや大掛かりなシステムを制作し、サイト内へ入れ込むとなった場合は大幅に制作料金が上がります。
またWordPress等のCMSのテンプレートを活用した制作ですと、上記金額よりもリーズナブルになるケースもあります。
制作料金の算出ポイントは「作業にかかる人的な工数」と「希望納期」
前項目の料金はごく一般的なサイト制作で、納期も通常納期の場合となります。
しかし、デザイン面にとてもこだわりがあり「非常に凝ったデザイン/レイアウト」や「各下層ページも個別デザインでの制作」となりますと、こちらの金額とは別途見積りとなる場合があります。
TOPページもランディングページのように縦長でボリュームのあるタイプの制作や、動的な仕掛け・スクリプト等を複数設置するといったサイト制作も金額がアップします。
上記はどれも「制作にかかる制作スタッフの人的工数」が通常よりも長く発生する内容となりますので、その分web制作に対する作業料金がアップします。
もう一つ、見積りをホームページ制作会社へ依頼した際に金額がアップするポイントがあります。
それは「サイト公開時期/制作納期」です。サイト制作に関するお問い合わせをいただいた時、必ず納期について詳しくお聞きします。
こちらのホームページ公開時期やアップ希望時期が短い場合、依頼時期によっては、通常料金とは別に「特急料金」がかかる場合があったり、そもそも「制作対応不可」となることもあります。
そのため、ある程度 公開日程が決まっているようであれば、できるだけ早めに制作会社へとお問い合わせ/依頼をした方が制作にかかる「本来不要な費用」を支払わずに済みます。
制作素材/原稿の有無も、料金へ影響
サイト制作を行う時に必ず必要となる「使用写真」や「元原稿」があるか？ないかによっても、制作料金が変動します。
制作ホームページへ掲載可能な写真が豊富にあったり、サイトへ掲載をするTEXT原稿がWord・Excel等で既にご用意いただいている場合は見積り金額が安くなる可能性があります。
何故なら上記原稿がなければ、ホームページ打ち合わせ/ディレクション時のお客様へのヒアリングを元に原稿をライティングする工数が発生するからです。
デザイン・プログラム等を作成する際にクリエイターが動く工数同様、ディレクター・専門ライターが動かなければならない工数が増えれば増えるほど、見積り金額は上がります。
web制作会社へ依頼する前に「元原稿/ホームページへ掲載をする内容」をお客様がお作りするメリットは、制作料金が下がる以外にもあります。
ホームページ業者がライティングする内容よりも、お客様が直に執筆をした原稿の方がやはり「専門性が高く、サイトへ掲載をした際の評価も高い」と言えます。
サイト評価が上がることで、SEO上位の運営性も高まり、最終成果率も向上します。
ホームページへ使用するお写真も制作会社所有の素材画像よりも、お客様所有のオリジナル画像の方が「ユーザーが見た際の信頼度が高い」のは間違いありません。
ですが、全てのtext原稿・画像を用意するのは大変だと思います。
できるだけ例えば、半分は「お客様がご用意したオリジナル」で、用意をすることが困難な写真などは制作業者の素材で対応するといったやり方もお勧めです！
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