5年以上前に弊社でサイト制作を行い、その後長く運用されていて、今年に入りホームページの全面的なリニューアル作業が完了しました。
こちらの写真は最寄りの「戸越銀座駅」です。
お客様の事務所は駅から歩いて数分の場所にあります。当社のWEBクリエイターが近くに住んでおり、戸越銀座には非常に大きな商店街があるため、よく行くそうです！
まず昨年末に行いました、こちらの製造業の会社様のサイトリニューアル内容について、詳しくお話したいと思います。
リニューアル時のディレクションでは、まず新たなデザインの方向性やご希望等をヒヤリングしました。サイトのメインカラー・サブカラーなど「新たなデザインへ使用する色合い」はこれまでのカラーリングを引継ぎました。
お客様のご要望で、すっきりとした見せ方となるようパーツデザインを考慮し、現在主流のディスプレイサイズへ合わせた横幅へ作り変えを行っております。
サイトデザインだけではなくSEO（Search Engine Optimization・検索エンジン最適化）面も一新しています。
長くサイト運用を行っているため、ホームページ内の掲載内容・HTMLは制作当初のSEOキーワードを重視しておりますが、今回改めてSEO面での見直しを行い、検索キーワード候補に関し再調査をしました。
サイトリニューアル後、メインで対策を行っている検索キーワード以外にも、いくつか上位ランクしたキーワードが確認できました。今後どれぐらい新たなキーワード経由で、アクセスが増加するか？の動向を見ていきたいと思います。
今回は「ホームページリニューアル後の反響」「SEO対策キーワード」「今後新たに掲載を行う内容」についてお打ち合わせをいたしました。
ホームページリニューアル後の反響について
webサイトリニューアル後、継続的にホームページ経由のお問い合わせがあるとの事で、今後も現状と同等のお問い合わせ率を保っていきたいと会社様の意向を伺いました。
現状、既存お取引先様からの紹介のお仕事も多くあるという事で、会社のキャパシティの問題もあり、ホームページ経由のお仕事でも「条件が合わないと難しい」と仰っていました。
ホームページ経由でお問い合わせがある際、全ての問い合わせが「想定していた内容」のお問い合わせである訳では勿論ありません。
検索ランキングの上位へとランクすることで、より多くのサイトアクセス数へと繋がりやすくなります。お問い合わせの分母であるアクセスが増えることで、想定していた内容以外のお問い合わせ数も増えていきます。
「自社の条件と合致したお問い合わせ（想定インバウンド）」と「自社の対応範囲外の問い合わせ（想定外インバウンド）」の比率について、後者が前者を大幅に上回った場合には検索対策の見直しが必要となります。
あまりにも元々「想定していた内容」とかけ離れたお問い合わせが増えた場合、検索キーワード・検索対策が意図しない方向へ働いている可能性があります。
また、ホームページ上の掲載内容についても、見直し・再検討を行うべきと考えます。
「メイン業務」に関連する事例の掲載数が少なく、逆にサブで行っている業務内容ばかりを掲載した場合、閲覧者に対し「サブの対応業務＝会社のメイン業務」と判断されてしまう可能性があります。
メイン業務に関する問い合わせ数が減少していると感じた時には、今後問い合わせ数を増やしていきたい業務内容に関するコンテンツをホームページ上でより充実化し、サイト訪問者に対し「自社が注力している業務内を強くアピールしていくべき」と考えます。
webサイトへのSEO・検索対策キーワードについて
主要検索キーワード
ホームページリニューアル後のアクセス数増加・反響アップを考慮し、今後の検索対策キーワードについて打ち合わせを行いました。
現状「メイン業務」と「お問い合わせ・依頼内容」について、大きく隔たりがあるわけではないということで、今後も現状の対策キーワード+新たなサブキーワードで運営を行っていくことになりました。
業務内容が変化した場合や取り扱い業務の比率が変わった場合には、その状況に合せ、検索キーワードを変更する必要があります。
一つのホームページへ多数の検索キーワードを設定することは可能ですが、その場合一つひとつの検索キーワードへの効果が低下・散漫になり、その結果、新たな問い合わせへ繋がりにくいホームページとなってしまいます。
そのため、検索対策キーワードを決定する際は3つ～5つと、「適正な数に絞るべき」です。
また、今後問い合わせ数を増やしていきたい業務内容（関連キーワード）での対策に注力した方が有効です。
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SEO対策 地域キーワードの設定について
対応エリア等、SEO地域キーワードについても同様です。
全国対応が可能だからといって、全国の都道府県に対し同時に対策を行うより、まずは会社所在地や近隣の主要都市をターゲットにし、SEO対策を行っていくべきです。
ひとつの主となる地域で上位表示が達成された後、徐々に対応エリアを広げていく方法が確実です。長期的に対策を行った時にも高い成果へ繋がりやすくなります。
ホームページへの掲載内容・掲載コンテンツの追加について
アクセスログ分析や検索順位に関するご説明を行った後、ホームページへ追加掲載をする内容について頂戴をしました。
今回新たに頂戴しました事例写真は「溶接加工のお写真がメイン」となります。
お写真は枚数を多めに頂戴しましたため、今後定期的にwebサイトへ掲載を行っていきます。
こちらのスタッフブログ・クリエイターブログでも何度かご説明を行っていますが、ホームページの検索上位対策の中でも初歩的で重要なポイントは「まず、継続的にホームページを更新する体制を構築する・習慣化する」ことです。ホームページ制作後、一度も手を加えていない状態では決してホームページを有効に運営しているとは言えません。
webサイトへの定期的なコンテンツ追加や事例写真の掲載、ブログ・コラム等の記事の追加を行っていき、サイトのボリュームと価値をアップさせていきます。
豊富に優良記事が掲載されているホームページは検索対策上、優位であるということに加え、ロングテールキーワードでのアクセスアップも見込めます。
Googleの検索アルゴリズムは、検索ユーザーに対し良質なコンテンツを提供するサイトを評価します。そのため「定期的に新たな掲載内容を追加する」「独自性の高い記事を掲載する」ことで、ユーザー評価・検索エンジン評価が上昇していくよう今後も対策を進めていきます！
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